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連載40:番外編・ドゥワッチャ新聞第2



連載41:お小遣いは少ない方が
ほんと子供ってお金が好きだ。齢をとってもお金が大好きな人って、要するに子供のまんまじゃねえのかと思う。 だって子供の頃、アレが欲しいとかコレが欲しいとか、アイツのアレはいいなとか、なんで大人は毎日ビール飲むのかな、 そんなら僕も毎日ジュース飲みたいぜとか、そんなことばっかり思わなかった?「100億万円」とかすぐ言うし。
でも子供ってそんくらい即物的で、アニマルで、そんなもんでいいんだと思う。 子供のうちから「心が大事」とか思いはじめたら、それはちょっと可哀そうな気がする。

それで僕はアッサリ「アレは欲しいコレが欲しい、アレやりたいコレやりたい」みたいな子供だったから、 そのほとんどがお金で解決できる問題であるにもかかわらず、そのお金が無い訳だから、 なんとか代案を考えようとしたのである。そんで無い知恵を絞って考える。想像力を使う。 結局珍妙な結末に終わることも多かったが、なんとか実現しようとするその行為自体が、 実はスバラシー宝物であったのだと思う。


連載42:巨峰について



連載43:美術館でも行くか、日光浴でもするか。
自分の音楽が「ワン&オンリー」と言われれば、嬉しいけど、それに、もっとそうならなくちゃいけないなあ、 とも思うけど、僕は、本当は誰でもが、顔や声が違うように、ワン&オンリーな存在な筈なのだと思う。本来は。
でもなぜか、真似したり、規制されたり、自分で規制したりして、似かよってしまう。それだけの事なんだと思う。

いきなり物凄くマジメな話になるが、例えば『オリーブ』を毎号続けて読むことは、自分に対して、一つの規制をしているのだと思う。

あの、それが悪い、と言ってるのではないですよ。「規制」というのは必ずしも悪い言葉ではなくて、 『オリーブ』を毎号続けて読むことが、こういう感じを忘れないようにしよう、とか、 そういう風に積極的にとらえられていれば、それはすごくいいと思う。僕だって、毎号書き続けているのは 「規制」なのですが、その度に、気持ちをきちんと置いて、何かいいことへのチャンスにしようと思っています。

しかし本来は全員ワン&オンリー。全てがワン&オンリー。

それに遠くに旅行したりすると感じると思うけど、規制なんて本当はないのですよ、きっと。 自分でその規制を選んでるだけで。本来は脈らく全然なくってオッケー。デタラメで普通。

だからきっと「ワン&オンリー」は、探したり、作ったりするものでは決してなくって、 種を嵐から守って、日光と水を与えて発芽させるように、発現させるものなのではないかと…。


連載44:俺たちはファンである
球を前の方でバン、とさばく。球にグリグリと回転をかけずに、真っすぐな、スッと伸びる球を打つ。 それがネットぎりぎりを越えて、コートの隅へ、深く入る。
真っすぐなテニス。真っすぐな芸術。伊達さんはそういう感じだ。真っすぐな生のイメージ。

真っすぐな生のイメージ。伊達さんはそんなものを人に感じさせる訳で、そうなると、これは絵とか、 物凄くきれいな風景とか、そういうものと似ている。やっているものは「競技」であっても、 ある選手は他の選手たちと似なくなり、もっと崇高なものになる。

難しいかなあ。でも僕は、それが本質だと思うんだけどなあ。物事の。


連載45:白飯、白飯
それにしても日本の白飯はおいしい。僕は家で家族と住んでいた頃、ジャーでご飯を炊くことは許されず、 ぶ厚い鉄鍋でご飯を炊くように躾られていたが、炊き上がったそれは感動的に美味しく、 結婚でもして子供が3人くらい出来た状況で、よし、とか言って立ち上がって鉄鍋に入れたお米をサラサラと磨ぎ、 勿論目分量で水を注ぎ(これは今でも絶対に出来る自信がある)、みごとなご飯を炊き上げて、 母さんも子育ての手が少し楽になったことだし、今後我が家ではご飯は必ず鉄鍋で炊くようにする、 とか宣言して、白くなった髭をピン、とかするのもいいなあ、とか思っているが、何を言ってるんだっつーの。


連載46:「やばい」について



連載47:種のような、心のような



連載48:風鈴でひとねむり
昼寝というのは、忙しく回っている世の中に、一瞬の隙を見つけてそれにつけこむということである。 眠りを盗む、という感じである。野球の「盗塁」みたいなもので、昼寝は「盗眠」なのである。 きちんと塁に出たのではない。だから学生時代ならば先生に怒られたり、社会人ならば電車に乗っていて、 終点で車掌サンに起こされたりするのは、盗眠がアウトになった、という例である。 やはり自発的に目を醒まして、しめしめ、今日も盗んでやった、というのが成功した昼寝である。


連載49:睡眠・男子・国体



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